CONCEPT of wood design

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CONCEPT

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■ design 足し算ではなく引き算。

デザインするにあたっては、手を加えすぎないことを意識しています。デザインには流行があり、時代を切り取るようなものでは、いずれ古くなってしまいます。長く愛着を持って住んでいただくためには、主張しすぎないデザインが大切です。そのためには、装飾などを加えていくプラスのデザインではなく、無駄や余分な凹凸を省き、引いていくマイナスのデザインを心がけています。削ぎ落としたデザインは飽きることなく、長く住み継ぐなかで愛着も増していくと思っています。

■ nature、season 自然を、季節を家の中に。

光や風、雲の流れ、つきの満ち欠け、そして季節ごとに違う表情を見せる木々。そんな自然のありのまま、季節の移り変わりを、家の中に取り込みたいと思っています。四季の美しい日本に住む私たちにとって、季節を感じ、自然を身近に感じて暮らすことは一番の贅沢と考えているからです。住宅街でも、コの字やL字型に家を配置して中庭をつくれば、家の中にいても、自然の息吹や季節のうつろいを感じることができます。日々と一緒に、風と一緒に、年を重ねられる家がいいと思っています。

■ light & shadow 光と陰をデザインします。

デザインするのは家だけではありません。そこにどう太陽が差し込んで光と陰の遊びを描き出すのか、そして夜は陰影の中にどう物語をつくりだすのかを、いつも考えています。部屋の隅々までまんべんなく明るくては、ドラマは生まれません。暗がりという陰影の中にこそ、美しさも宿るのではないでしょうか。たとえば天井高のリビングに高窓、暗がりにニュアンスのある和室には小さな窓、中庭にはシンボルツリーをライトアップする照明。昼と夜とで違うのはもちろん、季節や時間によって、天気によって変わる光と陰の表情を感じてほしいと思っています。

■ material 時を重ねて深くなる素材。

木、石、ガラス、鉄。昔からある素材を好んで使いますが、材木屋で育ったこともあり、無垢の木にはひときわ強い思い入れがあります。無垢の木は、時を重ねるほどに味わい深くなるからです。日焼けした表情もツヤも、あるいはすり減った部位やキズさえも魅力になります。それは本物でしか持ち得ない素材の力。そんな木材には、さまざまな色、質感、表情があります。使う場所や雰囲気に応じて種類を選び、加工を工夫することで、温かさだけでなく、クールな雰囲気も端正な表情も表現し得ると思っています。

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